2019年2月、焼津市にオープンしたファーマーズマーケット「カボチャのたね」。
レトロな駅舎風の建物のなかには、名古屋コーチンの産みたて卵をはじめ、魅力的な農産物が並んでいます。
今回は、運営会社の社長・羽田真吾さんにお話をうかがいました。
カボチャのたねの歴史
株式会社ザ・ネクストワンはカット野菜の製造・販売を手がける会社。
順調に事業を続けていた羽田さんですが、農業者の高齢化などの問題を目の当たりにし、社内に農業部門を作ることを決意されたそうです。
2010年には農業を開始。
経験がない農業を一から勉強し、キャベツや人参などの生産を行なってこられました。
現在では、焼津市と牧之原市に合わせて4haの圃場を持ち、若いスタッフが中心となって取り組んでいます。
さらに2018年には、かねてから関心のあった養鶏もスタート。
名古屋コーチンを育てています。
これらの事業にはすべて関連性があり、カット野菜の製造で出た残さが鶏たちのエサになったり、鶏のフンから畑の肥料ができたりと無駄がないそう。
そしてそんな良いサイクルの一環として、2019年2月、農産物直売所「カボチャのたね」がオープンしました!
カボチャのたねの特色
カボチャのたねの大きな特色は、無人販売スタイルであること。
各農家さんのブースに料金箱が設置されており、自由に買い物が楽しめます。
店内には、自慢の名古屋コーチンの卵や自社農園で採れた野菜はもちろん、近隣農家が出品する魅力的な農産物が並びます。
ここからは、写真とともにカボチャのたねの特色をご紹介しましょう!
名古屋コーチンの卵の美味しさに驚き!
譲っていただいた名古屋コーチンの卵を自宅でいただきました。
普段食べている卵とはまったくの別物で、夫婦そろって驚いてしまいました。
まずはシンプルに卵かけご飯で。
見てください、このきれいな黄色をした黄身を!
これは余計は着色飼料を使っていない証です。
使用しているエサは、国産米・国産ぬか・国産煮干し・国産野菜・牡蠣殻を中心に独自で作られたもの。
栄養たっぷりのエサで育った名古屋コーチンの卵は、もはや美味しくないわけがありません。
黄身はまったく臭みがなく、素直なコクを感じます。
そして白身は通常の卵と比べて弾力がありました。
上品なまろやかさを感じる卵かけご飯は絶品です。
次は妻が作ってくれたスフレパンケーキ。
このふわふわ感、伝わるでしょうか?
なんでも、メレンゲが一瞬でできてしまうほどの白身の弾力で、これは他の卵ではあり得ないとのことでした。
もちろん味の方も、卵の味がしっかり感じられるパンケーキに仕上がっていました(^^)
では最後に、養鶏場の可愛い鶏たちをご覧いただきましょう。
貴重な卵や野菜が無人販売スタイルで買える「カボチャのたね」。
みなさんもぜひ一度足を運んでみてくださいね!
店舗情報
名称 | 農産物直売所 カボチャのたね |
所在地 | 〒421-0218 焼津市下江留995 |
電話番号 | 054-622-0831 |
営業時間 | 9時~18時 |
定休日 | 日曜日 |
URL | http://www.the-nextone.com/shop/ |