2019年11月16日(土)、静岡中央卸売市場でワークショップが開催されました。
「ミライの市場をデザインしよう」と題し、今後の市場の在り方を話し合う趣旨のイベントです。
縁あって私も参加させていただいたのですが、とても楽しく刺激的なひとときを過ごすことができました。
この記事では、イベントの様子をご紹介します。
まずは市場を見学
まずは現在の市場を見学することから始まりました。
市場スタッフの方に案内されながら、市場を一周。
普段入ることのない市場の様子を知ることができ、興味深かったです。
「ミライの市場をデザインしよう」ワークショップ
見学後は、「ミライの市場」をデザインするためのワークショップ。
50人ほどの参加者が、5つのチームに分かれてアイディアを出し合います。
じつは私、ワークショップそのものが初体験でした。
初対面のメンバーと楽しく話し合えるのかと内心不安だったのですが、いい意味で裏切られることに。
アイディアを出すにあたり、こんなカードが用意されました。
まずは個人作業。
「人物」カードと「行動」カードを1枚ずつ選び、市場でどんなことができるかをイメージしていきます。
その後、各自が出したアイディアをチーム内で発表。
なるほど!と思うものが次々と出て、会話も盛り上がってきました。
たとえば、「マグロ1本を共同購入できるシェアリングアプリを作る。大勢で少しずつ部位を購入し、丸1本が成立すると購入できる」などのアイディアが出ていました。
すべてのアイディアを並べ、チーム内で投票を行ないます。
まとめとして、チーム内のアイディアを元に数年後の市場に来た人の絵日記を作成します。
年月日も主人公も自由。
各チームが数十分の間に設定やストーリーを考え、絵日記を完成させます。
こうしてみんなで作り上げていくことで、急速に打ち解けるのを感じました。
よくできてますねー。
最後に各チームが、完成した絵日記を発表していきます。
ちなみに私のチームは、2022年の夏にキャサリンという外国人女性が市場を訪れ、婚活イベントに参加するというストーリー。
男性陣の妄想がふんだんに盛り込まれた日記となりました。笑
ミライの市場に期待が高まる
見学・ワークショップを通じて、市場の現状を知り、ミライの市場を思い描くことができました。
日々多くの人が働き、地域の食卓を支える市場。
時代の先を読みアップデートしていくことで、さまざまな波及効果が期待できるのでは?と思わされる良いイベントでした。
今後の動きにも、ぜひ注目していきたいと思います。
▼「ミライの市場をデザインしよう」を企画したのは・・・